映画を見てこんなに疲れたのは初めて
久しぶりの映画鑑賞
話題作のジョーカーを見に行った。普段はほとんど映画館にはいかないのだが、北米ではこの映画の影響で暴動が起きるかもしれないと言われているようなので、見に行ってきた。
そこまで事前告知等を確認していたわけではないので、どういう内容かはほぼわからない状態だった。
見終わった後は疲労感
正直言って、ハッピーエンドとは言い難いし全部見るのにとても疲れたというのが第一印象。決してつまらなくて退屈だったわけではない。むしろ面白かった。
障がいを持ち、貧困で孤独な状況の主人公が最後は人々を熱狂させる。現実に起きたら怖いし、観ていて盛り上がるわけではないが、主人公と、彼を取り巻く人間模様の変化は面白かった。
この映画によって現実世界で暴動が起きるかと言われたら、そこまでではないのではないかと思った。しかし、実際に主人公と近い環境だったらどう思うかはわからない。
ちなみに後から知ったことだが、登場人物の設定は他のアメコミとリンクしているらしい。全然アメコミ自体を観ていないのでわからないが、興味があれば確認してみても面白いかもしれない。
また観たいとは思わなかった
観ていてスッキリするわけじゃないし、とにかく観るだけで体力を使ったので、また観ようとは思わないのが正直なところ。
でも、人間味ある主人公がジョーカーに変わっていく過程や、その結果は見る価値があったと思った。
もしかしたら、すぐは観ないが、数年後の金曜ロードショーとかでは観てしまうかもしれない。
真山仁 「バラ色の未来」
久しぶりに真山仁の小説を読んだ
最後に読んだのはハゲタカシリーズのスピンオフ版であるハゲタカ4・5 スパイラル (講談社文庫)が最後だった気がする。単行本の新作が出ているのは知っていたが、文庫本サイズでほしかったので待っていたら今年の8月にすでに出ていた。
真山仁といえばドラマ化されたハゲタカシリーズが有名だが、メディア関係やエネルギー関係など、金融以外にも多くの小説を出している。
日本にカジノは必要か?
今回の小説は「カジノ」に関するものである。日本へのカジノ誘致をめぐり、カジノの運営企業、行政、メディア、地域企業など、夢と利権が入り乱れた物語である。
カジノ誘致にあたって、ギャンブル依存症の懸念はないのか?、運営企業はどこにするか?、地域はどこにするか?、建設はどの企業に発注するか?、などを巡って多数の人間の利害が対立し、「カネ」を中心とした裏工作が描かれている。
実世界でもこんなことがあるのだろうかと疑問に思った。事実は小説より奇なりというほどであるから、現実世界のほうがえげつないのかもしれない。
我々の目にする情報は正しいのか?
そもそも、我々が目にする情報は殆どがメディアなどが収集加工した2次情報、3次情報であると思う。同じ事象でも報道機関によって味方や立場が違い、A紙では政権寄りだがB紙は反政権であるなど、事実はありのままに伝えられることは少ないのではないかと思う。もちろんありのままに伝えたところで読み手が理解しきれないというのはある。
だからこそ、普段情報に接する際には、裏ではどんなことが起こっているのか考える必要があるかもしれない。特に1つの媒体の情報を鵜呑みにするのではなく、複数の情報媒体を比較検討することが重要だと感じた。
もしカジノが日本にできたら「バラ色の未来」は到来するのか?
日本にカジノができる前に、是非皆さんに一度読んでもらいたい一冊である。
今日も国会図書館へ
勉強のため国会図書館へ
先日、マーケティング・ビジネス実務検定の受験を終え、続いて控えているTOEICと簿記3級の勉強のために再び国会図書館へ行った。今日は平日にもかかわらずかなり人が多かった。
卒論のために来ていると思われる大学生と、退職後のおじいさんみたいな方が多かった。他にもサラリーマンっぽい人もちらほら。
読んでいる本ももちろん多種多様で、分厚い専門書を読まれている方から単行本の漫画を借りている方、グラビア雑誌を堂々と読まれている方など、、、
グラビアに限らず、女性誌など雑誌を読まれている方は多く、バックナンバーをたくさん抱えていた方も少なくなかった。
今回は英語の勉強
今日はTOEICに備えて英語の勉強。最近はマーケティング。ビジネス実務検定の勉強が中心だったので、久々に勉強した。テキストはこれまで通りDUOを使用。ようやく200近くまで例文暗記が進んできた。DUOには残り300近い例文があるので、明日も頑張る予定。
簿記も国会図書館でテキストを借りられる
簿記のテキストを探したところ、やはりあった。簿記も国会図書館を活用することがほぼ決まったw。唯一残念なのが日曜日が閉館日であるところ。できれば休日には開館していてほしかった。
ちなみに、ランチは図書館カレー
今日は本館6回の食堂へ行った。平日のお昼時に行ったが、席は空いていた。券売機で注文したのは「図書館カレー」である。これが結構有名らしい。カレーと牛丼がセット担ったようなもの。これで580円。ちなみにお盆みたいなサイズの大きな皿にのせられた特大サイズもある。
他にも日替わり定食やカツ丼、パスタ、うどん、ラーメンなど種類は豊富で、毎日通えるw。意外と美味しいので国会図書館に用がある方はぜひ行ってみて。
マーケティング・ビジネス実務検定B級を受験
マーケティング・ビジネス実務検定とは?
国際実務マーケティング協会が主催する試験であり、2005年から行われているもの。業界や業種にとらわれず、共通のマーケティング知識の習得を目的としているよう。
A級、B級、C級の3つのレベルになっており、A級はマネジメントレベル、戦略レベルであり、B級とC級はオペレーションレベルとなっている。
試験は年に4回実施されていて、全国の主要都市で受験可能である。
受験の目的は?
私の場合は転職の際に有利になりそうだからと言うのが一番の理由。もう一つは、これまでウェブマーケティングの領域で仕事をしてきたが、ウェブに関する知識しかついておらず、アカデミックで且つ基礎的なマーケティング知識を習得したいと思っていたこと。
ちょうどネットでマーケティング関連の資格を調べていたら、マーケティング・ビジネス実務検定がおすすめ資格として紹介されていたことが多かったので受験した。
中には、昇進の際に当資格の取得を条件としている企業もあるようだ。実際に受験したところ、20代〜30代の男性が最も多く受験していたようだ。中には大学生で受験している方もいた。(私が受験したのはB級)
勉強期間はどのくらい?
私が受験したのはB級である。C級はかなり基礎的な内容だったので、今回は頑張って勉強してB級を受験することにした。位置づけとしては、C級はこれからマーケティングの勉強を始めようとする人、B級はマーケティング関連の業務の運営を行う人が対象のようだ。と言っても、C級に比べてB級が遥かに難しいのかと言ったらそうでもなさそうだ。
勉強を本格的に始めたのは受験1ヶ月前から。まずはテキストを購入して熟読した。毎日30分程度継続的に勉強した。テキストは協会が出しているオフィシャルなものを購入した。色々種類があるが、B級用のテキストはこちら。(クリックするとAMAZONの購入ページに遷移)
C級用のテキストと間違えて購入しないように注意。テキストには各章末に練習問題、巻末に過去問が1回分掲載されているので、こちらも3回くらい行った。
協会ではテキストの他に数十回分くらいの過去問集を販売しているが、これが結構高い(3,000円以上した気がする)ので購入しなかった。代わりに週末に1回国会図書館に行った。ここで、第1版〜第3版の過去のオフィシャルテキストをレンタルして巻末の過去問を解いて勉強した。
だから、過去問は4回分解いたことになる。
まとめると、毎日30分ずつテキストを熟読し、加えて練習問題や過去問を解いた。更に最後の週末は国会図書館で他のバージョンテキストをレンタルしてそこに掲載されている別の過去問を解いた。
ちなみに、国会図書館の蔵書には過去問集はなかったw
マーケティング・ビジネス実務検定の試験内容は?
主には、マーケティング知識とマーケティング事例の2つに分けられる。試験も最初に知識問題を解き、休憩を挟んで実務問題を解くことになる。
実務問題とはほぼ時事問題に近い。朝晩ニュース番組をみているか、毎日新聞を読んでいれば問題ない。
下記が主な内容である。
マーケティング知識
- マーケティングの方向性
- 戦略的マーケティング
- マーケティング・マネジメント
- 市場細分化
- マーケティング・リサーチ
- 消費者行動
- 製品戦略
- 価格戦略
- 流通チャネル戦略
- ロジスティクス戦略
- プロモーション戦略
- マーケティング情報システム
- マーケティング関連法規
- 新しいマーケティング
マーケティング事例
事例についてはテキストにも記載はあるが、それだけでは対応できないので、日頃からニュースに触れていることが重要。もちろんニュースを見ていれば解けるわけではないので、テキストにも目を通しておく必要がある。
まとめ
B級も初心者でも合格はできるレベル。勉強時間を確保できるのであれば、いきなりB級から受験しても問題ないだろう。
国会図書館でマーケティングの勉強
国会図書館に行ってきた
週末にマーケティング・ビジネス実務検定を受ける予定で、その勉強のために国会図書館を利用した。2年前に調べ物のために初めて利用して以来、2回めの利用。永田町駅から徒歩3分ほどで着く。
利用の際には入館証が必要で、初めての場合は作成しなければならない。身分証があれば作成できたはず。更に、入館したら大きな手荷物はロッカーに預けなければならない。リュックやショルダーバックはもちろんダメで、PCケースを除き、持ち込むものは配布される透明なビニール袋に入れるか、透明なバックを持参して持ち運ぶしかない。ちなみに飲み物もキャップがあるもののみ持ち込める(閲覧室では飲めないので廊下や食堂で飲むしかない)。
本は窓口で借りて読む
国会図書館の場合は本棚から本を選ぶのではなく、図書館のPCで読みたい本を申し込み、カウンターに行って受け取って読むというスタイルが中心。本棚から本を探すことはあまりない。本の有無はここからでも探せる。
おそらく日本で最も多くの種類の本があるはずだ。
試験のテキストを借りて勉強した
私は国会図書館でマーケティング・ビジネス実務検定のテキストを借りて勉強した。さすがに問題集まではなかったが、テキストは2冊借りて熟読できた。
ちなみに図書館の出入り口周辺には何もないが、館内には売店と食堂、カフェが入っている。一日中いられる施設である。
ちなみに私は本館3階のカフェで日替わりランチのとんかつ定食を頂いた。650円。値段相応の味であった。
館内はWi-Fiはあるし、席にもよるがコンセントもあるので、長時間の利用にも最適。ぜひ興味があれば行ってみてほしい。
「プライベートバンカー」
金融小説「プライベートバンカー」
今日は都内の図書館で清武英利の「プライベートバンカー」を読んだ。富裕層のみを顧客とするプライベートバンカーを描いたものだ。以外にもノンフィクションであることに驚いた。出てくるバンカーも実名だそうだ。
金融小説と言っても、小難しい金融用語は殆ど出てこない。特に金融知識がなくても読める。
今まで読んだ金融小説といえば、真山仁の「ハゲタカ」である。これは企業買収を行うファンドの話で、もちろんフィクションである。NHKと民法でそれぞれドラマ化している。NHKのドラマを見たことがきっかけで、小説にのめり込み、全4シリーズとスピンオフもすべて読破した。
タックスヘイブンを拠点とした資産防衛
おそらくプライベートバンカーを利用する機会は人生であるのだろうかと率直に思った。作中に出てくる、「金利収入で毎日寝ててもカネが入るから毎日退屈だ」であるとか「節税のためにあと5年はシンガポールにいないといけない」とか、贅沢な悩みだwwと思いながら読んでいた。
本当の大金持ちが持つカネの悩み
とにかく金持ちの心配事は「税」に尽きるのかと思った(そんなことはないだろうが)。いかにして税金を逃れるのか、そのためにどんなサービスがあって、プライベートバンカーはどのような機能を担っているのか、実話であるからこそ、「これが現実なのか」と驚きながら夢中で読んだ1冊。
ラグビーワールドカップ観戦
ラグビーワールドカップを観戦
観戦したのはフランス対アルゼンチン。日本対ロシアの翌日の試合。なぜこの試合かと言うと、この2チームは、この試合に負けるとグループステージ突破が猛烈に難しくなるから。言うなれば初戦にしてグループステージ突破を決める一戦と言っても過言ではないのでは。
というのも、今大会、5チームごとの4グループに別れて予選を行い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進む。
今回、フランスとアルゼンチンの属するグループCには
イングランド
フランス
アルゼンチン
アメリカ合衆国
トンガ
の5チームとなっている。下馬評的には、前日本代表監督のエディー・ジョーンズ率いるイングランドは突破当確。残る1枠を争う1戦が、初戦に実現したというわけ。
グループステージの試合としては1,2を争う注目カード!
実はこの試合が初の生観戦
生で試合を見たことは今までない。テレビでしか見たことがなかった。そして生で観戦して驚いたことは、
みんなビール飲みすぎw
隣のフランス人は一人で4つのビールを箱にセットして持っていた。みんなに配るのかと思っていたら、2人組でそれぞれ4つずつもっていて、それぞれ4カップを前半のうちに飲み終えていた。テレビでもビール不足の心配がされていたが、さすがにびっくり。
そしてもう一つが、ファンが国同士で別れていないこと。フランス人のとなりでアルゼンチン人が見ていることなんてザラ。サッカーだったらありえないw。
結果はフランスの辛勝
前半で大量リードしたシャンパンラグビーを繰り出すフランス。このまま勝利するかと思われたら後半はアルゼンチンが押せ押せ。一時逆転したときはスタジアムのアルゼンチンファン総立ち。こんなにアルゼンチンファンいたんだと思うくらいたくさんいた。
しかし、その数分後にはフランスがドロップゴールで逆転(結構めずらしい)。わずか2点差の好ゲームだった。
帰りの電車がお祭り騒ぎ
帰りは飛田給から京王線で新宿に向かったのだが、その電車内がにぎやかw。外国人が「アリガトーアリガトー」と謎の歌を歌っていた。ほんとに謎。なにに感謝していたのかわからない。
国同士の闘いはおもしろい
ナショナルチームの試合は母国の威信をかけて闘うから面白い。特に2002年サッカーワールドカップのフランス対セネガルみたいな旧宗主国 対 旧植民地の試合は後者が死にものぐるいで試合に臨むから見ごたえがある。ラグビーだとイギリス国内の闘いは面白そう。イングランド、ウェールズ、アイルランド、スコットランドの4チーム。